髪と植物と建築物

こんにちは!

髪育師の吉田です。

約半年前から店内に植物を置き、自分で手入れを始めてふと思う事があります。

それは、ヒトの髪も植物も似ているという事。

植物が育つには水や日光はもちろんの事、「土の環境」も非常に重要です。

土の状態は「葉」にダイレクトに影響します。

ヒトの場合はどうでしょう。

髪は植物でいう「葉」にあたり

頭皮は「土」にあたるという事。

ヒトの髪は土台となる頭皮から作られるので

「頭皮」

に目を向ける事が大切に思います。

それは、ボリュームのある健康な「髪」そのものを作るのは「頭皮」だからです。

しかし、多くの場合「頭皮」よりも先に

「今ある髪」

に目が行きがちな傾向がある気がします。

「髪が細くなった」

「髪がうねってきた」

「髪のボリュームがダウンした」など、、

いま存在する「髪」に注目する事はもちろん大切な事。

ですが、それを司るのは「頭皮」です。

そんな視点を持つ事が非常に重要だと感じます。

建築物に例えると建物の下には土台となる基礎があります。基礎は表面上見えませんが、建物にとって大切な支えとなります。

建築物は「髪」と違って育つ事はありませんが、土台としての役割を果たすことは共通します。

脚光を浴びるのは、いつも「今見えている表面的な所」

しかし、大局を見る事で更に重要なポイントが見えてくるはずです。

今回はそんなお話でした。

それではこの辺で失礼します。

吉田

この記事を書いた人

吉田昌広