頭皮の真実

頭皮の真実

「土が良くなければいい植物が育たない」

これは私たちの髪にも置き変えることができ

「頭皮環境がよくなければ健康な髪の毛は育ちにくい」

その結果、今後やりたい髪型に制限が生まれてしまいます。

そこで、今日は理想の髪型には欠かせない

“頭皮の真実”

についてご紹介したいと思います。

 

頭と顔は分けて考えてしまう事も多いですが、頭皮と顔の皮膚は一枚の皮でつながっています。

当たり前ですが、重力は上から下へと向かっているので、頭皮がたるんでしまうと顔の皮膚もたるみやすくなります。

そのため頭皮ケアは顔のケア同様、とても大切なことです。

 

顔と頭皮の皮膚の構造は基本的にどちらも同じで

「汗腺」と「皮脂腺」

が存在し、顔のケア同様頭皮の毛穴もケアが必要となります。

 

しかし、頭皮のケアを考える上で無視できないのが「髪がある」ということ。

当たり前のことですが

髪に覆われている頭皮は蒸れやすく顔にくらべ洗いにくく、湿度も高くなりますよね。

そのため雑菌が繁殖しやすくなるのもお分かり頂けると思います。

たかが頭皮、されど頭皮です。

お顔と同じように注意を向けて頭皮の状況を把握することもこれからの髪の健康、理想の髪型にとってとても大切なことですよね。

 

もう一つお伝えしたい重要な事があります。

それは頭皮の頭頂部(頭のてっぺん一帯)を

帽状腱膜

「ぼうじょうけんまく」

と言い、この部分には筋肉がなく動かない部分になる為

動かない → 血流が滞りやすい → 栄養が届きにくい → 栄養不足になる→ 抜け毛、細毛になりやすい

この様なサイクルが生まれてしまいます。

 

頭皮が硬いと、よくないと言われるのはこのためで、

ヘアデザインをする上で必要な

「トップのボリューム」

は、まさに先ほどお伝えした帽状腱膜の部分ですので、特に意識したい部分ですよね。

この“動かない頭皮”に外側から働きかけることが、頭皮ケアの最大のポイントとなります。

結果的に、硬くなった頭皮が柔らかくほぐれ、血行が良くなり、栄養も行き渡るようになるのです。

では、今回はこの辺で次回もお送りします!